究極の安全傘を求めて
ビニール素材は完全な防水素材であることに着目して、開発以来60年、啓蒙に勤めてまいりました。そして、今、ホワイトローズは全面透明による視界の良さと、「雨・風・雪」から外出した人間を守り安全に帰宅していただくツールとして傘を位置づけております。なぜ暗く、視界の悪い悪天候の時にわざわざ視界をさえぎるカーテンのようなものを持ち歩きその中に閉じこもるのでしょうか?
あるハンディーのある方が、「透明の傘が一番安心なのです。自分は周りがよく見えるし、すれ違う方も自分をハッキリ認識して、道をゆずってくだすったり、少しだけスキ間をあけてすれちがってくださる。日本って思いやりのある国ですね。」「だから、壊れにくい透明の傘で歩くと感動を味わえるのです。」とおっしゃります。人間を守ってなんぼ! それがホワイトローズの製品コンセプトです。
ものづくりへの思い「エコについて」
日経MJにて掲載されました(クリックにて拡大します)
一般に「エコ」というのは2種類あり、素材が可燃物として燃やせるから「エコ」と言っているものと、レジ袋を出来るだけ使わないようにショッピングバッグ持参の方には少し還元とか、レジ袋もお金を取るというような、使い捨てを減らしましょうという「エコ」があると考えます。当社ホワイトローズの傘は、修理出来る傘として長く愛用してもらいたいとの趣旨で、後者の「エコ」です。私は、前者の「エコ」に見えて資源の使い捨てをより促すような発想の商品には賛同出来ません。
傘は金属を使わざるを得ない複合素材製品の宿命があります。だから不燃物なのです。不燃物だからこそ簡単には捨てず、愛着を持って大切に、直して使わなければなりません。傘は壊れるもの。だから、ホワイトローズは壊れにくく、かつ、すべて直して使えるように作っています。1年でも永く使える傘、それがホワイトローズにとっての『エコ』製品です。
一般のビニール傘との違い
カバー | 濡れてもベトつきにくく、70℃~-20℃まで無変化。内側から風の抜ける『逆支弁』付(テラボゼンのみ除く) |
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骨 | 肉厚な中心棒に対し、親骨・受骨はグラスファイバー。折れにくく風を受け流します。 |
手元 | 傘の重量バランスを重視した太さと重さで使用時の疲労を軽減します。 |
特許取得<逆支弁機構>
歴史から学ぶビニール傘の未来
60年前、傘カバーは繊維素材であらねばならないという常識のタブーを犯して完全防水を目指しました。骨が見える傘カバーなんてあり得ないという常識のタブーを犯して透明傘を世に問いました。そして今、穴があいて、透明でなんてあり得ないタブーに挑戦しました。
まだまだビニル傘の進化はとどまるところを知りません。